マーロウならこう言うね

〈常識の溝〉と〈教養の壁〉に挑む、慶應通信教育(71期秋期)法学部乙類入学準備クロニクル。

フランス大統領選挙2017 #1

ニコラシカ(@xaqihooo)です。天気が安定してきたような。
いつも金曜日という曜日は、子どもたちはEテレ「0655」を観て認識しています。早くカレンダ読めるようになってくださいね。
NHKオンライン | Eテレ 0655

さて、フランス大統領選の第1回投票日が、5月23日に行われます。今回の選挙は、フランス第五共和政での第11回目。
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世界の注目が集まるこの大統領選挙ですが、ポイントは候補の一人である、国民戦線(FN)のル・ペン党首がどこまで躍進できるかでしょう。下馬評では当選は無理だろうということですが、まあトランプさんの先例もあるのでフタを開けてみるまでは解らないでしょうね。決選投票に向けた他候補との駆け引きみたいのもあるでしょうし。

www.newsweekjapan.jp
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当落の行方は専門家に任せるとして、ふと今月の「文藝春秋」をめくっていたら、そのル・ペン党首のインタビュー記事が載っていました。
題して「私がEUに終止符を打つ」(マリーヌ・ル・ペン)。

文藝春秋 2017年 05 月号 [雑誌]

文藝春秋 2017年 05 月号 [雑誌]

それにしても「文藝春秋」今月号、そのル・ペンさんの記事の後には、倉本聰の「老人ホームは恋の宝庫」という、連ドラ「やすらぎの郷」のことを書いたエッセイ、そしてその後には糸井重里の「『ほぼ日』後継社長はオバマがいい」というほぼ日会社上場をテーマにしたエッセイがつづいています。
このラインナップが、「ああ雑誌だなあ」と言う気がする。
そして、こんなラインナップが組めるのは「文藝春秋」だけのような気がする。

閑話休題
ル・ペン党首のインタビュー記事をざっと読んでみましたが、〈極右〉と呼ばれる党にしては、リベラルな政策がわりと多い気がします。リベラルというのは福祉国家的政策という意味合いです。「反移民」を掲げていますが、政権獲得が狙える位置が見えてきて、穏健路線をとっているとか。

その記事の後に、薬師院仁志ポピュリズム 世界を覆い尽くす「魔物」の正体』(新潮新書)を読みました。著者によると、ポピュリズム政党には〈右〉〈左〉の区別はなく、不満のはけ口として振る舞っているだけだということですが、ここはぼく自身もう少し勉強したいところです。